2017年10月30日 報道ステーション

2017年10月30日 報道ステーション

10/30の『報道ステーション』監視報告です。

与党の質問時間があまりにも少なくて、議席数に応じた配分を要求したら、
「モリカケ隠しダー!」と騒いだ議員がいましたね。

しかし、
「野党は質問する人が前日になっても決まらないほど、時間が余っているらしい」
という話がネット上に出ました。

時間が余って、いい加減な質問で埋めようとするくらいなら、
与党に回したっていいじゃないですか。

時間が余っているというのは本当なのか、
上念事務局長がキャリア官僚に取材したところ、

「本当だ」と複数の方から回答をえられたそうです!

でも、そのことは全然報じてくれないのですね、報ステさん。

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立民・辻元氏「総理は謙虚な姿勢でと言っていた。最初がこれか」
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あなたの生コン疑惑を真摯に耳を傾けるためですよ。
それに、野党が「モリカケ」「モリカケ」騒ぐから、
おかしな質問の回答ではなく、
丁寧に説明をするためじゃないですか。

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●都内相次ぐ偽100ドル 〝紙幣鑑定機〟も突破
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前に出回った「スーパーノート」と呼ばれた偽100ドル札を
「北朝鮮が作ったとされるもの」と、ちゃんと報道していました。

トランプ氏が大統領になってからアメリカはどう変わったのか現地取材する
『トランプ合衆国を行く』というコーナー企画があるのですが、
今回のテーマは

『トランプは夫婦中も「分断」させた』 でした。

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ナレ:トランプ大統領が生んだ「分断」は夫婦仲にも及んでいました。
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トランプが原因て、それはこじつけ酷過ぎないか?

と思いますが、まずは放送内容を見ていきましょう。

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報ステ取材スタッフは、トランプ大統領を巡って、22年間連れ添った夫と別居してしまった74歳の女性を尋ねました。
別居のきっかけは、大統領選挙中にその夫婦の友人が
「誰に投票する?」と訪ねたそうです。
女性のご主人は「トランプ」と答えたから、
代々民主党を支持する家で育ち、祖母がメキシコ生まれで移民の親戚もいるその女性は「え?」と驚いたそうです。
彼女は、トランプの移民政策や女性蔑視を受け入れる夫を受け入れることができず、我慢の限界を超えたそうです。
「大統領選は人々のいい部分と悪い部分を露わにした」と彼女は語ります。
50歳を超えてから再婚同士で、政治的な会話はそれまでなかったそう。
夫の元を飛び出して、友人もいない町に移り住みました。
「自分がより良くなるにはどうしたらいいか。どうやったら他人により良く接することができるかをじっくり考えていました」
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その女性のVTRはここまで。
ご主人の言い分は取材に行かないのは、流石、偏向報道の鑑です!
ここからナレーション・スタジオコメントと続きます。

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ナレ:分断した家族はこの女性だけではありません。選挙を巡って家族・親友と関係を断絶した人は13.4%に上るという調査結果も出ています。

富川悠太:分断分断というけれど、家族や親友関係まで分断されてしまったという…

小川彩佳:そして、分断が深まれば深まるほど、賛成の人は忠誠心を、反対の人は拒否感を、ドンドン色濃くして言ってる感じがします。
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分断って…、その調査結果は「トランプが原因で」とは言ってないですよね。
「選挙で」喧嘩した、と言ってますよね。

別居原因をトランプのせいにする女性の言い分を放送する報道ステーションは、
よほど取材するネタがなかったのでしょう。

皆さんはこの日の放送内容をどう思いましたか?
御意見をお聞かせください。

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